モンパチの名曲が映画化
沖縄人なら知らない人がいないと思われる県出身バンドMONGOL800(モンパチ)と、その名曲「小さな恋のうた」
沖縄人が選ぶ「好きな曲ランキング」の1位だし、全国のカラオケ選曲集計でも2番目に多く歌われるくらい人気度が高いです…、
何年何年も、飽きられずに歌われ続けている真に心に響く歌です(汗)
って事で、早速観に行ってきました!
あらすじと評価
映画は、米軍基地がある沖縄の現状も描写しながら、音楽大好きの高校生仲間(バンド)と基地内に住む米国人少女とのフェンスを隔てた恋(友情)の様子を描く感じ
観た人の感想(評価)としては、
「県内にいると気づかないことがあることも描かれていて、とても共感した」沖縄から上京して6年目になるモンパチと同世代の女性(36)
「涙が止まらなかった。沖縄の問題を理解してもらうのにこの映画はいい」男性(67)
「沖縄の人と米国人とのつながりなど、表も裏もいろいろな気持ちが凝縮されてよかった」男性(64)
っと、様々な意見はあると思いますが…、個人的に感じた「良かった点」、「悪かった点」をざっくりまとめてみました!
「良かった点」
バンド(モンパチ)出身地の沖縄でロケを行ってくれたので、沖縄のシーンで親近感が沸いて良かった
美しい島の景観や、基地内の少女と高校生の交流、米軍側の家族の心境や抗議デモなど、沖縄の問題を取りあげ、地元に寄り添う姿勢が感じられる
個人的には、最後のエンドロールで流れる
”アメリカ人が、地域ボランティアと同じ黄色いジャケットを着て、黄色い旗を持ち、学校前の横断歩道で子供達の安全を確保している”
を紹介していいるのが嬉しかった^^
「悪かった点」
”ひき逃げ事件の犯人”は誰だったのだろう…、っと気になるし、息子を亡くした親があっさりし過ぎなような(汗)
あと、米軍関係者が基地の外に出るのはそんなに厳しくないはずです…、てか基地の外はアメリカ人めっちゃ多いですし^^
今時「マブヤー拾ってきなさい」って…、お母さんは言わないと思うぞ(汗)
心に沁みる”うた”
映画の冒頭部分は、「コレはヤバいくらいの駄作ではないのか…」っと心配してしまうくらいでしたが、
後半は、いろんな事を考えさせるシーンも多く、ほろ苦い若い頃を思い出し、”清き良しく泣ける”いい作品にまとまっていました
ちゃんと沖縄の事を調べているな、現状を描いているなっと感心する部分も多くて良かったです^^
そして、音楽の力で、言葉や人種、国境を越えて、「愛」や「絆」などを描くシーン…、泣けますね(泣)