ハマってしまった…
きっかけはアメリカ人の友人に勧められた事…、
この作品のせいで”年末年始”は家から出られなくなるくらい…（汗）
本当に良い作品でした◎
考えさせられる作品
作品のあらすじは、
冴えない高校の化学の先生が、”肺がんで余命2年”と宣告されてからのスタート
真面目に働き、家族を愛し、我慢はしつつも隣人や親せきとも上手に付き合いトラブルなし
健康にも気を使って、質素に暮らし、規則正しく生きてきたのに「がんってなんなんだよ！」って思います
なのに昔の同僚は元恋人と結婚してお金もちに…、
「なんか世の中おかしい！、ムカつく！、F〇ck you！」って感じです
自分の人生を振り返り、何かを決断し、実際に行動する話…、
そして、主人公は”化学の知識を生かして覚せい剤を作ってお金を稼ごう！”って方向にいくのだが
ドラッグ製造、販売というぶっとんだ世界に徐々にむしばまれていき、人殺しも正当化していきます…、
最終的にはハイゼンベルクというドラック界の怪物級になり、崇められる存在にまで成長し、使い切れないほどの大金を手にします（汗）
主人公が普通の中年のおっさんって事で、感情移入がしやすい設定なのかとても考えさせられる…
とても上手に描かれているように感じます
また、登場するキャラクターも魅力的で、各々の善と悪があり、一概に好き嫌いになれません…、
ぶっとんだ世界とのギャップ
麻薬を扱う作品なので、内容はとても暗く重たいです
でも、そのおかげで作品中に何気なく登場する日々の小さな幸せ？がとても印象的になる
他にも、クスっと笑ってしまうシーン、爽快感（列車強盗とか最高）のあるシーン、舞台となる美しい荒野のシーン、覚せい剤（メス）を調理しているシーン
など、絶妙に作り込まれてて、それらのシーンが最後にどっと思い出させてくれます
最後に
結末は、全ての伏線が回収されて上手に収束していったように感じます…、やはりハッピーエンドとはいかないですが（汗）
それでも”最後”まで楽しく観る事が出来ました＾＾
それには後、2、3回は観ないとダメだな…（汗）
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