間違いだらけのエアコン選び
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エアコンを購入する際に、皆さんはどのようにして選んでいますか???
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後は、「木造か鉄筋コンクリート造か?」ぐらいしかチェックしていないかも(汗)
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ぶっちゃけ、自分もそのくらいしか確認しませんでしたし、家電量販店の店員も「畳数はどのくらいか?」しか聞いてきません
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その為、昨今の断熱性能や気密性能の優れた家の場合、間違ったエアコン(過大な能力の機種)選んでいる可能性があるそうなんです
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って事で今回は、エアコンを選ぶ際に色々と調べてみた知識とともに「12畳ちょっとのリビングに6畳用エアコンを設置してみた」をご紹介します!
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意外とあなたの家も、6畳用エアコンで十分かもしれませんよ…(汗)
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エアコン選びが単純じゃない理由
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エアコンのカタログを見ると、詳細な付加機能や畳数表示くらいしか記載がなく、ほぼ畳数表示を参考に購入していると思います
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仮に集合住宅なら、必要な冷房能力は、
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など、多くの要因が発生します(汗)
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また、必要な暖房能力に関しても、
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などによって、同じ畳数でも5倍程度も異なってしまうらしいです(驚)
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つまり、冷房、暖房ともにこれだけ不確定要素が多い中で、畳数表示が一般例として通用していることは、実は驚くべきことらしいんです(泣)
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そう考えると、住宅の断熱性能や気密性能は大幅に向上したのに、畳数表示と必要能力の関係は見直されていないって…、
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6畳用のエアコンの実力
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って事で、「6畳用エアコン」を「沖縄」で、しかも「高気密高断熱住宅」で使用した場合、実際にはどれくらいの広さまでカバーできるのかをざっくり計算してみました!
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熱損失係数(Q値)とは
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室内外の温度差が1℃の時、1時間に逃げる1㎡当りの熱量(=熱損失量)を床面積で割ったもの
まぁ、簡単に言うと、外気の温度に対して「どれくらい熱が逃げにくい家なのか」を示したモノですね^^
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っで、このQ値ですが、建物の断熱性能や気密性能に応じて変化していきます…、表を見ても分かる通り、年々向上(値が減ってる)してますね(汗)
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ちなみに1964年頃の木造住宅の熱損失係数はというと、Q値20程度っと馬鹿デカい!
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その為、最近建てられた住宅で、昔ながらのエアコン選びをするとオーバースペックになるって訳なんですね^^
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熱損失係数(Q値)が分かったところで、冷暖房できる床面積を知る為の計算式をざっくり紹介します…、ざっくりね(汗)
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また、温度差は、屋外の温度が35℃、室内の温度を22℃とし、13℃としてみます
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ちなみに沖縄での過去最高気温は、2014年7月6日、西表島で記録した35.7度…、かなり暑い7月の平均気温が30度くらいなので、屋外の温度は35度くらいでも十分問題ないと思う
すると、今回取り上げた6畳用エアコンの定格能力(冷房2.2kW、暖房2.5kW)で実際に計算してみると…、
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(冷房の場合)2200W ÷ Q値3.7W/㎡・K ÷ 温度差13℃ ≒ 45㎡(24畳)
(暖房の場合)2500W ÷ Q値3.7W/㎡・K ÷ 温度差14℃≒48㎡(26畳)
(*) 冬の場合の温度差は14℃としています(屋外温度が10℃、室内の温度を24℃) / 1畳=1.82405㎡
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6畳用エアコン…、マジ半端ないくらいカバー出来ます(驚)
注意ポイント!
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現代の住宅であっても、全て次世代省エネ基準を満たしているわけではありませんので、ここは注意が必要です(汗)
それでも、昔ながらのエアコン選び(カタログを鵜呑みにした畳数で選ぶ)だと、過大な能力の機種になるのが良く分かります
最後に
以上の事から、12畳の部屋でしたが、あえて6畳用エアコンを設置しました!
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実際に1年間使用してみましたが、沖縄の夏でも十分冷えてくれており、結果は大満足です^^
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また、年間の電気料金も一人暮らしをしていた時とそこまで変わらない(年間で12,000円 / 月平均1,000円程UP)という驚きの展開(燃料費用が高騰する前なので、今だともっと高くなるはず…)
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本当は、自宅のコンセントが200Vだったので「14畳~のエアコンが必要なのかな?」っと思っていましたが、6畳用でも全然問題なさそうです
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コンセントを200Vから100Vに変換しましたが、費用は2,000円程…、大き目のエアコンを買うより費用も抑えられて大助かり◎
コンセントの電圧変換は業者に依頼しよう!
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失敗すると感電や発火の恐れもあるので、自信が無ければ業者に依頼する方が無難です(汗)
これからエアコンを購入する方、オーバースペックの製品を購入する事が無いように、事前に自宅の等級(断熱性能や気密性能など)を確認するのはアリだと思います!
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ちなみに今回購入&設置したエアコンはアイリスオーヤマ「Wi-Fi人感搭載シリーズIRA-2201W」のリニューアル版IRA-2204Wになります!、音声操作も出来てかなり快適な部屋になりました◎
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詳細は関連記事でも紹介しているので、良かったら見てみてください^^