水は飲むだけで痩せる?
モデルや女優さんが肌身離さず水を持ち歩いているイメージから、「水をたくさん飲むと痩せる!」と思っている人も多いですよね
水は、私たちが生きていくためには欠かせませんが、ダイエットにはどのような関わりがあるのでしょうか?
自分の”目安(1日に飲む水の量”1.5L”)”として活用させて頂きます…、
水はなぜ必要? 水が不足すると?
誰もが知っている通り、自分たちの体の大部分は水分でできており(血液や細胞の中などに含まれる)、成人では約60~65%を占めています
血液に含まれる水分は体の隅々にまで栄養やホルモン、酸素を運び、体内の老廃物を尿として排泄する役割や、体温調節という大切な機能にも関わっています
まずは健康のために、水を飲むことを心がけましょう!
水で太ることはある?
一方、「水を飲むだけでも太る」という意見についてはどうでしょうか?
ただ、塩分の摂取量が多いと体の中の浸透圧を一定に保つため、水分を溜め込もうとはたらきます…、
これがいわゆる「むくみ」と呼ばれるものです!
つまり、水以外の食生活の背景が大きく関係していると言えます…(汗)
ダイエット中の水の役割と必要な量
水分は空腹感を和らげたり、食事の満足度を上げたり、代謝を良くするという役割があります
ダイエット中には運動をしたり、入浴を長めにしたりする人も多いでしょう
通常の必要量は、成人で約1.2~1.5Lを目安にしましょう!
ちなみに日本人は、全体的に水の摂取量が不足(平均1486ml(国立研究開発法人産業技術総合研究所))しているらしく、
また、自分自身が結構運動するので、自分の場合は、1日の飲み水は1.5Lとしました
1日に排泄される水分
● 尿 (※注1):1000~1500mL
● 体から蒸散する水分:900mL
● 糞便に含まれる水分:200mL
1日に摂取される水分
● 飲料水:1000~1500mL
● 食物中:800mL
● 代謝水:300mL
※注1:尿には、不可避尿(老廃物を排泄するために必要な尿)500mL+可避尿(摂取した水分量の調節)500~1000mL
ちなみに、モデルや女優さんの中には、「1日4~6Lといったかなり多量の水を飲んでいる」という美容法を実践する方も多くいるようですが、
水を飲みすぎると体内の水分と塩分のバランスが崩れ、むくみ、ぽっこりお腹、手足の冷えを症状とする水毒症になってしまう場合もあるとか…(汗)
正しい水のとり方は
水分は一度に吸収できる量が決まっており、多く飲んでもただ排出されてしまうだけなのであまり意味はありません…、
● 朝起きたあと
● 夜寝る前
● スポーツの前後
● 入浴の前後
● 食事中
基本的に、水分が失われやすい状況の前後に飲む!っを心がけましょう^^
なので、渇きを感じてから水分をとるのではなく、こまめに補給するのが◎
また、食事中にも水をこまめに飲むと胃腸に水分が溜まり、少ない量の食事でも満足感を上げることができるので、ダイエットにも効果的です
脱水防止(アルコールの脱水作用)だけではなく、お酒の飲みすぎ防止にもなり”一石二鳥”らしいです^^
水分補給におすすめの種類と温度
ダイエット中ならもちろんジュースは控えるのが鉄則です!
ノンカロリーと書いていても、規定によって100ml中5kcalまでは記載が認められており、正確にいうと0kcalではない場合があります(驚)
さらに、甘みには依存性があるので、ジュースだけにとどまらず甘いものから抜け出せなくなる可能性も…(汗)
糖分が含まれる水分を摂取すると、カロリーがあるので飲みすぎれば太る原因になりますし、最近人気のフレーバーウォーターも、糖分が含まれているモノがあるので注意しましょう!
また、コーヒーやお茶には”カフェイン”が入っているモノもあります…、
最後に、水の温度についてですが、冷たい水は身体を冷やしてしまうので、水分補給をするときは常温以上で飲むのがおすすめらしいです^^
最後に
● 飲み水の量は1.5リットル(1日)
● 水分補給はこまめに(1回につきコップ1杯)
● 飲み水は、”水”やノンカフェインの”お茶”
● 水の温度は常温がおすすめ
”水分補給”は健康維持やダイエットにかなり重要な役割を果たすことが分かりました…、