「HIIT(ヒート)」って何?
「HIIT(ヒート)」とは、
高強度インターバルトレーニング (High-intensity interval training) の略で、読み方は「ヒート」と呼ばれています
”ハードな運動(無酸素運動)”と”休憩”を交互に行い、限界まで繰り返す恐ろしいトレーニング法です
しかし、たった数分ほどの運動で、ダイエット効果と筋トレ効果が同時に得られ、血糖値やコレステロール値、血圧の改善や内臓脂肪と皮下脂肪の減少につながります
正直めちゃくちゃキツイですが、めちゃくちゃ痩せ効果があります…(汗)
”タバタ(TABATA)式のHIIT(ヒート)”とは、
立命館教授の田畑(タバタ)泉氏が科学的に証明したHIITのトレーニング方法1つ
1990年代に考案されたアスリート向けのHIITメニュー「タバタトレーニング」を、スピードスケートで金メダルを取った清水宏保選手が練習に採用していたことで知られるようになり、2000年代からは世界中のアスリートのトレーニングメニューに取り入れられていきました
そしてここ数年、HIITは医療現場にも取り入れられるようになり、一般の人の健康促進や病気予防、血糖値改善、さらには心臓病など大きな病気を患ったあとの心肺機能のリハビリ手段としての効果につながるという科学的なエビデンスから、「科学的に正しい運動」として世界中の医師からも注目されるように…(汗)
運動内容としては、20秒の全力運動の間に10秒の休憩を挟む、を8回行う方法で、「TABATAプロトコル」として世界的にも話題なトレーニング
まぁ、一度やってみれば分かりますが…、地獄です(泣)
「HIIT(ヒート)」のメリットとデメリット
長所(メリット)
短時間で高効果(高効率)な運動
20分のHIITで使われる脂肪は40分の有酸素運動の6倍
筋肉を失わずに脂肪をエネルギー源として効率よく使うことができる
運動能力と心肺機能の向上
グルコース代謝を改善して脂肪を燃焼させる
成長ホルモン分泌の促進
”ランニング”や”有酸素運動”の6倍の脂肪燃焼効果があるといわれており、
更に、「脂肪」の減少効果だけを比較すると、”ランニング”よりもHIITのほうが効果が高いことも分かっています
調査研究では18~35歳の男性をHIITグループ(20秒間のオールアウトのトレッドミル・ランニング(=全力ダッシュ)と10秒の休憩を8セット実施)と持続運動グループ(最大心拍数の90~95%の負荷で30分間、トレッドミル・ランニング)に分けて実施
HIITグループは、「20秒間の全力ダッシュ×8セット」ですから、実質の運動時間はたったの160秒なんですが、持続運動(30分)よりもHIITのほうが運動後のエネルギー消費が高いのです(驚)
しかも、”心肺機能の向上”や”成長ホルモン分泌の促進”の効果まであるとか…(汗)
最大心拍数が70%を超えないレベルで運動を週3回行う「通常の運動グループ」と、HIITメニューを週3回行う「HIITグループ」、「運動を行わないグループ」の3つのグループに分け、12週間での変化を観察
グラフを見ての通り、HIITには”心肺機能の向上”や”成長ホルモン分泌の促進”に効果がある事が分かります
つまり、この”結果”から
という素晴らしい運動方法である事が分かります!
欠点(デメリット)
キツイ、しんどい、自分甘えてしまう…、ので、続けられない(泣)
一番の課題は、自分をどこまで追いつめられるか…、
やれば分かるが、6セット目くらいから足が上がんねーんだよ(悲)
「HIIT(ヒート)」の頻度は?
トレーニングの頻度は1週間に2、3回くらいでOK
最初のうちは週2回で十分で、慣れてきたら週3に増やしていってみましょう!
なかには週末しか時間が取れないという方もいらっしゃるかもしれませんが、筋肉の回復や疲労からの回復を考えると、土日で連続して行うのはお勧めしません(汗)
ちなみに自分の場合、「HIIT(ヒート)」をする日は”足を鍛えてない日(スクワットをしない日)”にしています^^
「HIIT(ヒート)」をやってみよう!
っとその前に、これから動画で紹介する運動「バーピージャンプ」の正しいやり方をご紹介…、
「バーピージャンプ」とは、
筋力トレーニングや有酸素運動として行われる全身運動で、5つのステップからなります
足で地面を蹴り足を後ろに伸ばす(腕立て伏せのような体勢だが、足は開いても開かなくてもよい)
しゃがんだ状態から立ち上がってジャンプ
何度も言いますが…、キツイです(泣)
コチラも結構キツイですが、きんにくんと一緒なら耐えられる!、しかも短時間で全身を鍛えられるのが最高◎
最後に
研究結果から、「HIIT(ヒート)」には脂肪を減らしつつ筋肉をつける効果がある事が分かっています!
また、「HIIT(ヒート)」を行うことで食欲が抑えられる効果もあることも分かっています(驚)
って事で、最短、最速で”痩せたい”なら、絶対取り入れたい世界一効率が良く、最高の運動が「HIIT(ヒート)」なんです!